工場勤務の心得

工場勤務でも時間を大幅節約‼仕事と家庭の両立術

マサル

半導体工場で派遣から正社員となり最年少で課内最優秀社員に選出。早期退職後、農業スタートアップや期間工を経験。現在は自動車部品メーカーで働きながら、副業(ブログ運営、YouTube編集、バーテンダー)や資産形成(iDeCo、NISA、不動産投資)を実践中。多彩な経験を活かし、働き方や生き方を模索し続ける。

工場勤務 と家庭の両立は、効率的な時間の使い方がすべてだ。


今日の申し送り

時間はお金よりも貴重だ!ムダを削ぎ落とせば、家庭も仕事ももっと楽になるぞ!


工場勤務と家庭の両立で、こんな悩みはありませんか?

「仕事が終わって家に帰ったら、家事が山積みで休む暇もない」

「工場勤務の疲れで家事をする気力が湧かない」

「もっと家族と過ごす時間が欲しいけど、どうにもならない」

共感できます。実は、私も同じ悩みを抱えていました。

「家はリラックスして過ごす場だと思っていたのに、時間がなさ過ぎてまったくゆっくりできない!」

と発狂したことがあります。

この記事ではこんな絶叫のふちに立っていた私が、今では工場勤務しながら割と時間に余裕がある生活を送っているコツをお伝えします。

工場勤務と家庭の両立に苦労するあなたに向けて、具体的な時間の捻出方法をお伝えします。

工場勤務はシフト制が多く、生活リズムが崩れがち。疲れ果てた状態で家に帰ると、家事や育児が待ち受けている。

「疲れているから休みたい」でも、「家族のために頑張らなきゃ」と思って動く。結果、休む暇もなく、心も体も疲弊する。

私も同じ状況に直面しました。仕事の疲れ、家事のプレッシャー、そして家族との時間の少なさ。どうにかしたいと思っても、何から手をつけていいのかわからない。

家庭と仕事の板挟みになり、自己嫌悪に陥ることもありました。でも、そんな状況を変える方法が確かに存在します。

時間貧乏と時間リッチの比較

時間なしタカシさんの一日

タカシさん(35歳)は、自動車部品工場で勤務しています。彼の一日を見てみましょう。

  • 6:00 起床
    アラームで起きるも、疲れが残っているため布団でダラダラ。気づけば10分経過。
  • 6:30 朝食と身支度
    朝食は簡単にパンとコーヒー。しかし、探し物(靴下や鍵)でさらに15分ロス。
  • 7:00 通勤
    片道1時間の通勤時間。車の渋滞に巻き込まれることもしばしば。
  • 8:15 勤務開始
    定時の17:20まで勤務。効率の悪い作業スケジュールにより不必要な残業が発生。
  • 18:00 帰宅
    帰宅後、疲労でリビングでぼーっとすること30分。
  • 18:30 夕食準備
    何を作るか迷い、スーパーに買い物へ。準備から後片付けまで1時間半。
  • 20:00 家事
    洗濯物を手で干し、皿を手洗い。気づけば30分以上経過。
  • 21:00 娯楽の時間
    SNSをチェックし、テレビをぼんやり見るうちに1時間経過。
  • 22:00 入浴
    ゆっくり浸かりたい気持ちはあるが、疲れてシャワーだけで済ませることも。
  • 23:00 就寝
    スマホを見ながら布団に入り、結局眠るのは23:30過ぎ。

タイムリッチアキラさんの一日

アキラさん(38歳)は、効率的な時短テクを導入して家庭と仕事を両立しています。彼の一日を見てみましょう。

  • 6:30 起床
    アラームで起きたら、服やカバンは前日に準備済みなので余計なロスなし。
  • 6:45 朝食と身支度
    前日に自動調理器で用意した朝食をそのまま食べ、身支度も10分で完了。
  • 7:00 通勤
    片道40分の通勤時間。車の渋滞を避けるため、出発時間をずらしてスムーズに到着。
  • 8:15 勤務開始
    定時の17:20まで勤務。効率的な作業プランを立て、残業が発生しないよう集中して仕事を進める。
  • 17:30 帰宅
    退勤後、渋滞を避けるルートでスムーズに帰宅。
  • 18:00 夕食準備
    自動調理器をセットしながら、軽い家事を並行して進める。調理と片付け合わせて30分。
  • 18:30 家事
    乾燥機付き洗濯機で洗濯完了。片付けに10分、その他の掃除は週末にまとめて実施。
  • 19:00 家族時間
    家族との時間を1時間以上確保し、テレビを見たり会話を楽しむ。
  • 20:30 入浴
    自分の時間を確保しつつ、ゆっくりとリフレッシュ。
  • 21:00 自己投資の時間
    副業の作業や資格勉強に1時間を充てる。
  • 22:30 就寝
    スマホを早めに手放し、十分な睡眠を確保。

一日で5時間も差を生むことも

タカシさんの一日: 3時間以上が非効率な活動(探し物、無駄な買い物、手作業の家事)に費やされる。

アキラさんの一日: 時短テクにより約2時間以上の余裕を生み出し、自己投資や家族時間に活用。

結果、アキラさんは1日でタカシさんよりも 約5時間 もの効率的な時間を確保しています。

時間不足を感じている日本人は40%

データで見てみると、かなりの日本人が時間に追われていることがわかります。

  • 1. 「時間がない!」って人、4割もいるんだって!
    • 総務省の調査によると、日本人の約40%が「時間足りない~」って感じてるらしい。特に20代~50代は仕事と家庭の両立でヘトヘト。そりゃ時間も足りなくなるわけだよね。
      • 出典:総務省「社会生活基本調査(2021年)」
  • 2. 通勤にどんだけ時間かけてんの!?
    • 日本の平均通勤時間は往復で 1時間20分!しかも都市部だと1日 2時間以上 通勤に消えてる人もザラ。これって、映画1本観れる時間だよ?この移動時間、自由時間も睡眠時間も削っちゃってるよね。
      • 出典:総務省「社会生活基本調査」
  • 3. 家事はまだまだ女性任せ?
    • 共働き家庭だと、女性が1日 3時間以上 家事・育児に費やしてるのに、男性は 1時間未満 だって。一児の父としてわかります。やらないんじゃなくて、時間がないんだって!パパがんばれー!
      • 出典:内閣府「男女共同参画白書(2022年)」
  • 4. 日本人、寝てなさすぎ問題!
    • 日本人の平均睡眠時間は 7時間22分 で、世界でも最下位レベル。仕事や家事を優先しすぎて、睡眠が犠牲に…。寝不足で疲れたら、効率も落ちるし、もっと時間が足りなくなる悪循環!
      • 出典:OECD「Better Life Index(2019年)」

まとめると…

日本人が「時間ない!」ってなる理由はこれ:

  • 通勤が長すぎ
  • 家事の負担が偏りすぎ
  • 睡眠削りすぎ

これ、どうにかしないと人生の大事な時間がどんどん消えちゃうよね。

時間不足でおきる大きな損失

時間不足は、単に生活の効率を悪化させるだけでなく、健康や人間関係、職場でのパフォーマンスに深刻な影響を与えます。

  • 1. 健康への影響
    • 日本人の平均睡眠時間はOECD加盟国中ほぼ最下位で、約7時間22分(OECD「Better Life Index」2019年)。睡眠不足が続くと、体調不良や集中力の低下を引き起こします。さらに、長期間の睡眠不足は肥満、高血圧、心疾患のリスクを増加させることが医学的にも証明されています。
  • 2. ストレス増加
    • 内閣府「男女共同参画白書(2022年)」によると、特に共働き家庭では女性が平均3時間以上を家事・育児に費やしており、これがストレス要因となっています。また、家事の負担が男女間で大きく偏ることで家庭内の摩擦が生じやすくなり、夫婦関係や家庭環境の悪化につながるケースもあります。
  • 3. 生産性の低下
    • 時間不足は職場でのパフォーマンスにも悪影響を及ぼします。厚生労働省「過労死等防止対策白書(2022年)」によると、長時間労働に伴う疲労が蓄積し、仕事中のミスや判断力の低下を招きます。これにより、さらなる作業のやり直しが必要になり、悪循環が発生します。
  • 4. 子どもとの関係の希薄化
    • 特に育児世代では、家事や仕事に追われることで子どもと過ごす時間が減少し、親子関係が希薄になるリスクがあります。文部科学省の調査では、親子のコミュニケーション時間が減るほど、子どもの学習意欲や社会性の発達に悪影響を及ぼす可能性があると指摘されています。
  • 5. 自己実現の機会喪失
    • 時間不足は、趣味や学び、副業などの自己実現の機会を奪います。総務省の「社会生活基本調査(2021年)」では、日本人の約40%が「趣味や自由な時間が足りない」と回答しており、日常生活の満足度低下が顕著です。

これらのデータが示すように、時間不足は個人の生活全般にわたる重大な弊害をもたらします。解決のためには、日々の生活を効率化し、自分の時間を作り出す工夫が必要です。

時間の重要性を語る実業家

本田直之(Naoyuki Honda)
実業家・著者として数々のベストセラーを生み出し、ビジネス界で確固たる地位を築く。著書『レバレッジ・リーディング』『ノマドライフ』は累計100万部を超え、時間と人生を効率的に活用する「レバレッジ思考」を提唱。ハワイと東京を拠点に自由で豊かなライフスタイルを実現し、多くのビジネスパーソンやリーダーに影響を与え続けている。

日本の作家・実業家である本田直之氏は、時間管理の重要性を強調しています。彼の著書『レバレッジ時間術』では、以下のような考え方が紹介されています。

  • ムダな時間の排除
    日常生活で意識せずに浪費している時間を特定し、排除することが最初のステップです。たとえば、通勤時間や家事の時間を効率化する方法を具体的に挙げています。
  • アウトソーシングの活用
    すべてを自分でやろうとするのではなく、外部のリソース(家電、サービス、デリバリーなど)を利用することで、時間を有効活用できます。
  • 重要なことに集中する
    「本当にやるべきこと」に集中するために、日々の優先順位を明確にするべきだと説いています。家庭でも仕事でも、無駄なタスクを排除することで成果を最大化できます。

本田氏が提案するこれらの方法は、工場勤務者にも非常に適用しやすい考え方です。彼の主張は、単なる効率化ではなく、「自分の人生を豊かにする時間」を生み出すことを目的としています。

こうした知見は、特に忙しい工場勤務者にとって有用です。時間をいかに効率よく使うかが、家庭と仕事の両立のカギとなります。

工場勤務をしながら時間リッチへ

工場勤務と家庭の両立を効率的にするために、私が実践した具体的な方法をご紹介します。

1. 全自動家電を活用せよ

全自動家電や自動調理器は、家庭の時間を大幅に節約できる最強のツールです。例えば、乾燥機付き洗濯機や食洗器、自動調理器などは初期投資が高いと思われがちですが、実際に導入すると驚くほど時間を捻出できます。洗濯物を干す時間、皿を洗う時間、料理を準備する時間がほぼゼロになるため、日々の負担が大きく軽減されます。

買える時間を買わない手はありません。二度と戻ってこない時間はお金より貴重です。

私が最初に導入したのは乾燥機付き洗濯機でした。二人暮らしが始まると、洗濯物の量が急増し、干す作業に追われる日々にうんざりして購入しました。結果、干す時間がなくなり、日常の中でかなりの時間を確保できるようになりました。

また、自動調理器は材料を入れてスイッチを押すだけで料理が完成するため、平日の忙しい時間には最強の味方です。特に子どもが生まれてからは、料理にかける時間を大幅に短縮でき、その分を家族と過ごす時間に充てられるようになりました。

最後に食洗器を購入しました。これはもっと早くに導入すべきだっと後悔しています。

以前は埋め込み式の食洗器を使っていいましたが、あまり使わくなるという経験をしていたので食洗器には否定的でした。

ですが、最近の食洗器はとってもいいです。埋め込み式ではない食洗器は扱いやすく工事も不要で導入しやすい。

もう食洗器でしか洗い物をしたくないと思っています。

万一故障してもサクッと買い替えができるのが、埋め込み式にはない大きなメリットだと思っています。

2. 持ち物を減らす

物が多いと、片付けや管理に時間がかかります。私は服も靴もほぼ一張羅で済ませています。これにより、片付けや管理にかかる時間を大幅に削減できました。

例えば、私のクローゼットには日常使いの服が数着しかありません。そのため、服を選ぶ時間も不要で、洗濯後の片付けも簡単です。

持ち物を少なくすれば、生活全体がスムーズになります。また、家族全員で「ムダをなくそう」と意識することで、家庭全体の負担も減らせます。物が少ないことで、片付けや掃除の負担が減り、家族全員がストレスなく生活を楽しめるようになります。

とはいえ、家族全員で意識を統一することを難しく感じる人も多いでしょう。家族とはいえ、一人ひとりが異なる価値観を持つ別々の人間です。そのため、意識を揃えることは決して簡単ではありません。

そこで私が重視しているのは、「家族との会話」です。日常的に「私たち家族が望む生活とはどういったものか?」について話し合う時間を設けています。雑談の延長で構いません。大切なのは、何度も繰り返し話し合うことを忘れないことです。

こうした家族間の会話が十分に行えるようになると、自然とお互いの意識がかみ合ってきます。その結果、「物を増やさない」という共通の意識を家族全体で持つことができ、物に追われる生活から解放されます。そして、さらに時間や心の余裕が生まれ、より快適な生活を実現することができるのです。

3. 生活リズムを見直す

交代勤務は、体と心に大きな負担を強いる働き方です。私自身、交代勤務をしていた頃は、いくつかの大きな辛さを感じていました。体調の不調、十分な睡眠を取るために奪われる貴重な時間、そして家族とのすれ違い――これらが日常に重くのしかかっていました。

交代勤務時代の苦悩

交代勤務では、勤務時間が不規則なため、体調を整えることが難しく、慢性的な不調に悩まされました。疲労が抜けにくいだけでなく、体内時計が乱れることで集中力や気力も低下していました。また、睡眠に十分な時間を確保しなければならないため、自由に使える時間が限られ、自分の時間を楽しむ余裕もありませんでした。

さらに、勤務時間が家族の生活時間と合わないことで、家族とのコミュニケーションが希薄になることも悩みの種でした。朝起きる時間が合わず、休日もすれ違いになることが多く、家族との時間が削られる状況にフラストレーションを感じていました。

常昼勤務への切り替えとその効果

このような状況を打開するため、私は交代勤務をやめて常昼勤務に切り替えることを決断しました。この選択が生活に大きな変化をもたらしました。

まず、勤務時間が一定になったことで、体調が安定しました。規則正しいリズムで生活できるようになり、疲労感が軽減されただけでなく、心身ともにリフレッシュしやすくなりました。また、十分な睡眠を確保する必要がある一方で、以前より効率的に睡眠が取れるようになり、自由な時間が増えたことも大きな収穫でした。

何よりも、家族との時間が格段に増えたことが、私にとって最も大きなメリットでした。同じ時間に起き、同じ時間に食事を取れる生活リズムが整ったことで、日々の会話や一緒に過ごす時間が自然と増え、家族との絆が深まるのを実感しました。

交代勤務辞めてマジでよかった

交代勤務をやめ、常昼勤務へ切り替えたことで、私は時間の余裕と生活の安定を取り戻しました。体調が改善し、自由な時間が増えたことで、心身ともに健康的な生活を送れるようになりました。そして、家族とのすれ違いが解消され、一緒に過ごす時間が増えたことで、家庭全体がより穏やかで充実したものになりました。

収入は減少しましたが、それ以上に得られた「時間」と「家族とのつながり」は、私にとって何にも代えがたいものとなりました。不規則な勤務に悩む方には、常昼勤務への切り替えが生活を見直すきっかけとなり、豊かで安定した暮らしへの第一歩になるかもしれません。

まとめ:お金よりも時間と健康

時間はお金よりも貴重です。

現代社会では、多くの人が時間の不足に苦しみ、日々の生活に追われています。しかし、あなたが時間の使い方を見直し、効率的に行動するだけで、生活に大きな余裕を生み出すことができます。

家庭と仕事の両立を実現するためには、まずは自分自身の行動を変える必要があります。全自動家電の活用や生活の効率化、そして無駄を省く意識を持つことが、最初の一歩です。

そして、自分が作り出した時間をどう活用するかが重要です。家族との時間を増やす、自己投資に充てる、趣味を楽しむ。これらは、日々の生活に充実感と幸せをもたらしてくれます。

今この瞬間から、あなたの時間を取り戻すために行動を始めてみてください。動き出せば、生活は確実に変わります。そして、あなたの努力は家庭にも、職場にも、必ず良い影響を与えるでしょう。

さあ、時間を無駄にしない未来を手に入れましょう!

  • この記事を書いた人

マサル

半導体工場で派遣から正社員となり最年少で課内最優秀社員に選出。早期退職後、農業スタートアップや期間工を経験。現在は自動車部品メーカーで働きながら、副業(ブログ運営、YouTube編集、バーテンダー)や資産形成(iDeCo、NISA、不動産投資)を実践中。多彩な経験を活かし、働き方や生き方を模索し続ける。

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