編集した動画を見返して、「うーん、悪くないけど…なんか地味だな」って思ったこと、あるよな?
今日の申し送り
動画がつまらない原因は、「画がずっと同じ」だけかもしれん。
俺は動画編集歴6年。
趣味で始めたYouTube配信がきっかけで、結婚式のPVを頼まれたり、動画編集の仕事を請け負うようになった。
プロのスタジオ育ちじゃない。現場で試行錯誤して身につけた“使えるテク”だけを伝えるつもりや。
「何が悪いかわからん…」って一番しんどいよな

工場の休憩時間とかにスマホで編集アプリいじってみたり、家に帰って夜な夜な編集画面開いて、
「これが…プロっぽくなるってどこなん?」って手探りでいじってる。
でもな、“何が悪いかわからん”って状態が、一番キツい。
がんばってるのに、成果が出んのが一番モチベ下がるしな。
かといって「カット割り」とか「画面構成」とか、横文字で言われてもピンとこない。
それ、俺も最初そうやったからわかる。
でもな、動画編集って“料理”と一緒や。
具材(素材)を切って、味付け(編集)して、盛り付け(構成)するだけ。
センスじゃない、順番とちょっとしたコツで、ちゃんと“うまそう”に仕上がる。
「なんか地味」の正体は“単調な画(え)”
まず、動画が「なんか面白くないな」って感じる時、
だいたい原因はこれ。
画(え)がずっと一緒。
たとえば、ずーっと工場で作業してる手元の映像。
説明してる場面がずっと1カメ・定点の自撮り。
無音の時間がダラ〜っと続く。
これ、見てる側からすると
**「変化がなさすぎて、だるい」**んよな。
人って、「変化」に反応する生き物やから。
だからこそ、プロっぽく見せたいなら
“とにかく単調にしない”が基本のキ。
俺は動画編集歴6年になるけど、正直これだけ守れば、
動画は一気に見違える。
無音のまま流すな!「音とリズム」で引き込む
次に大事なんが、「音」。
無音のまま30秒とか流れると、
どんだけ内容が良くても、視聴者は離れる。
でもな、ここでテロップ入れまくったり、
無理にBGMかけるだけじゃ足りん。
俺が使ってるフィモーラなら、
「無音削除」機能がめちゃくちゃ使える。
0.1秒単位で、“音がない場所”を全部カット。
すると、不思議なことに
動画に“リズム”が生まれて、テンポがよくなる。
あとはちょっとした動きに合わせて、
効果音(ポン、キュイーン、ガシャン…)を“盛りまくる”。
コツは体の動きに合わせて効果音を入れる事。
これだけで、まるで料理で言うと
「隠し味の醤油ちょい足し」みたいな魔法がかかる。
挿絵(さしえ)でも画像でも、画面に“変化”を入れろ
「いや、そんなに撮れ高ないから無理っす…」って?
それでも大丈夫。
俺がオススメするのは、
画像生成とかで“挿絵”を作って入れる方法。
別にAIとか使わんでも、スマホでスクショ撮ったり、
ちょっとフリー素材探して使うだけでもOK。
たとえば、しゃべってる最中に
「これはこういう感じやで」って画像ポン。
それだけで、“見る側の集中力”が持つ。
あとフィモーラには「クロップズーム」って機能がある。
これは画面をちょっとズームしたり、動かしたりできるやつで、
静止画でも動いてるように見せられる。
静止画にちょっと動きつけるだけで、
視聴者の集中力ってぐっと上がるんよ。
編集は慌てず、工程ごとに一気にやれ
あと、これは地味やけど大事な話。
動画編集って、いっぺんに全部やろうとするとしんどい。
「カットして、音入れて、テロップ入れて…」ってバラバラにやると時間かかるし、
気持ちもグチャグチャになる。
俺は**“料理と一緒”やと思ってて、**
・カットだけやる
・音入れだけやる
・テロップだけやる
って工程ごとに一気にやると、スピードも上がるし、ミスも減る。
これはガチで効く。マジでおすすめ。
次は「何をどう盛り付けるか?」って話をしよう
というわけで、前編はここまで。
あなたの動画が「なんかつまらん…」って感じる理由、
それは決して“センスがない”からじゃない。
“ちょっとした変化を入れてない”だけ。
それに気づけば、誰でも改善できる。
次回は、
「じゃあ、どう“盛り付ける”とプロっぽくなるのか?」
動画の構成・見せ方の話をしていきます。