昨日、5km歩いたんよ。
最寄り駅から、扱う物件まで。
地図で見たら、まあ行けるかなって距離に見える。駅から物件までの距離も、数字では分かる。坂があることも、地図を見ればある程度は分かる。
でも、実際に歩いたら違った。
思いの外遠い。坂が多い。しかも猛暑日。
調査しながら歩いて、約5km。時間にして1時間くらい。
正直、これを机の上だけで判断していたら、分かったつもりになっていたなと思った。
猛暑日に5km歩いて気付いた違和感
物件の情報って、今はかなり集めやすい。
駅距離、周辺施設、道路、地形、ハザード、相場。いろいろ見られる。
不動産の調査でも、投資でも、仕事でも、情報を集めること自体はかなりできる。
でも昨日歩いていて思ったのは、情報があることと、体で分かっていることは別なんよ。
駅から物件まで歩く。坂を上る。暑さの中で足を進める。周辺を見ながら、感覚を持つ。
そうすると、数字では拾えないものが出てくる。
遠い、近いだけじゃない。
この道を毎日歩くとどう感じるか。坂が生活にどう影響するか。暑い日や雨の日にどうか。
そういうものは、画面の中ではなかなか見えない。
俺はこうだった。
昨日、最寄り駅から扱う物件まで実際に歩いた。思いの外遠くて、坂が多かった。猛暑日の中、調査しながら約5kmを1時間歩いた。
俺が考える知目行足
吉田松陰の思想を、俺が専門的に語れるわけじゃない。
ただ、『知目行足』という言葉を、俺はこう受け取っている。
実際の場所へ、自分の足で向かう。
自分の目で見る。
それで初めて、本当の知識になる。
昨日の5kmは、まさにそれだった。
地図で見て、資料で見て、数字で見て、分かった気になっていた部分があった。
でも歩いたら、違う。
坂の感じも、距離の重さも、暑さの中でのしんどさも、現場に行ったから分かった。
ここなんよ。
知識って、情報を集めた瞬間に完成するんじゃなくて、自分の足と目を通した時に深くなる。
情報だけでは見えないもの
これは不動産だけの話じゃないと思う。
仕事でも、投資でも、何かを判断する時に、俺たちはつい情報を集める。
それは悪くない。むしろ大事。
でも、情報だけで全部分かった気になるのは、ちょっと危ない。
現場に行くと、情報の見え方が変わる。
同じ駅徒歩の数字でも、坂があるかないかで体感は違う。
同じ物件概要でも、周辺の空気感を見た後では受け取り方が変わる。
同じ資料でも、一度現地を見た後に読むと、引っかかる場所が変わる。
俺的に、現場主義って根性論じゃない。
ただ行けば偉い、汗をかけば正しい、そういう話でもない。
自分の判断材料を、画面の外まで取りに行くということ。
昨日の5kmで、そこを改めて感じた。
考えてみて。
今、情報だけで分かったつもりになっている場所や案件はない?
今日一歩だけ
全部やらなくていい。
毎回5km歩けとか、全部現場に行けとか、そういうことを言いたいわけじゃない。
ただ、気になる場所があるなら、一度そこへ行ってみる。
駅から歩いてみる。
周辺を見てみる。
自分の足で向かって、自分の目で見る。
その経験は、ただの情報より残る。
そして次に判断する時の、自分の知識になる。
俺はそう思う。
今日一歩
- 気になる物件や場所を1つ選ぶ
- 地図だけで終わらせず、行ける範囲なら実際に歩いてみる
- 歩いた後に、数字で見ていた印象と違った点を1つメモする
知目行足。
難しく考えすぎなくていい。
今日一歩だけ、現場に近づいてみる。
そこから見えるものがある。