【工場勤務から宅建合格】挫折→迷走→覚醒を経てわかった“最短で点が伸びる勉強法”

工場の作業着の父ちゃんが安全帽のまま宅建のテキストを開いてる姿

マサル

半導体工場で派遣から正社員となり最年少で課内最優秀社員に選出。早期退職後、農業スタートアップや期間工を経験。現在は自動車部品メーカーで働きながら、副業(ブログ運営、YouTube編集、バーテンダー)や資産形成(iDeCo、NISA、不動産投資)を実践中。多彩な経験を活かし、働き方や生き方を模索し続ける。

正直、工場勤務しながら宅建に挑戦するって、
“勉強そのものの難しさ”よりも 時間との戦いのほうがエグい。

オレも最初は「ちょっと勉強してみるか」くらいの軽い気持ちで始めたんよ。
でも、現実は甘くなかった。

仕事 → 家事 → 育児 → 寝かしつけ。
このサンドウィッチに毎日挟まれて、思うように勉強時間が取れへん日ばっかり。
机に向かう前に体力が尽きてることも多かった。

それでも挑戦を続けられたのは、
「このままでええんか?」
という、小さくて厄介なモヤモヤを放置したくなかったからや。

3年間、挫折も迷走もした。
点が伸びずに悔し涙が出そうになった日もあった。
けど、最後にたどり着いた答えは意外なほどシンプル。

“やり方さえ間違えへんかったら”、工場勤務でも宅建には十分勝てる。

オレが実際に使い倒して点数を伸ばした勉強法。
そして、家庭も仕事も抱えながら合格までたどり着いたリアルな道のり。
ここではそれを包み隠さず話していく。

「軽い気持ち」で始めた宅建やけど、
最初にぶち当たった壁は “問題の難しさ” やなくて、
圧倒的に“時間が足りへん”という現実。

まずは、そのリアルから話したい。

工場勤務・父ちゃんの宅建チャレンジがしんどい理由

家族が寝ている早朝に、台所で宅建勉強する父親

時間の奪い合いがエグい

正直なところ、
工場勤務しながら宅建って、難易度そのものより“時間”が敵やねん。

オレもそうやった。
「よし勉強しよう」と思っても、
仕事→家事→育児→風呂→寝かしつけ→妻への気遣い…
気づいたら一日が終わってる。

2023年には長女が誕生して、
2025年には長男が生まれた。
嬉しいけど、時間はどんどん削られていく。

“仕事も家庭も大事。でも宅建も受かりたい”
そんなサンドウィッチ状態や。

夜なんて、子ども抱っこしながら気絶するみたいに寝落ち。
「今日はできひんかったな…」って自分にイラつく日も多かった。

だからこそ、
みんなが寝てる早朝に勉強するしかなかった。

朝の30分、60分。
それだけの時間でも、積み重ねるとデカいんよ。

週末は、妻が子どもを見てくれてる間に一気に勉強。
「ごめん、ちょっとだけ時間もらえる?」
そう言いながら、近所のカフェやワークスペースに行って勉強する。

ほんま、家庭の協力なしじゃ戦われへん試験やと思ったな。

でもな、ここで言いたいのは、

時間がないのは“あなたが弱いから”じゃない。
単純に、条件が過酷なだけ。

工場勤務しながら、父ちゃんやりながら勉強するって、
一般的な「社会人受験生」よりハードモードやねん。

しんどいのは当たり前。
逃げたい日があるのも当たり前。


点が伸びない時のメンタル崩壊

時間がないのもしんどいけど、
もう一つ地味に刺さってくるのが、点が伸びへん時の絶望感。

オレも2023年の市販模試で、20点台。

「いやいや、毎日勉強してるのにこの点数?」
「本番これやったらマジ終わりやん…」
そういう焦りって、メンタルごっそり持っていかれる。

工場の仕事ってさ、体力使うし、
帰ったら疲れてるやん。

その状態で机に向かって、
模試受けて20点台出した時の虚しさよ。

「オレ何のために頑張ってんねやろ…」
そう思った夜、何回もあった。

しかも、勉強してるときに限って
子どもが夜泣きしたり、
家のことがバタバタしたりして
集中も切れる。

もう最悪よな。

ただな、そんな中でも気づいたことがある。

“挑戦してる自分”のほうが不思議と心がラクやった。

時間をダラダラ潰してた頃のほうが、
罪悪感とか、無力感とか、
なんか胸の中にずっと重たいもんがあった。

点が伸びなくても、挑戦してる間は
「オレ、まだここで止まらんでええんや」
って、ほんの少しだけ心が軽くなる瞬間があった。

それがあったから、オレは踏んばれた。

3年間の受験で気づいた「やってはいけない勉強法」

スマホのルーレットアプリで過去問が回り、頭を抱える作業服の男性

2023年 “過去問の海で溺れる”

最初の年、オレは完全に勘違いしてた。
「過去問たくさん解いたら受かるんやろ?」
──これが大間違いやった。

とにかく数をこなそうとして、
テキストをさらっと読んだだけで
すぐに過去問に突っ込んだ。

しかも、満遍なく回せてない気がして、
途中から ルーレットアプリでランダムに過去問 回し始めたんよ。

今思えば、あれは完全に暴走やった。
ランダムで解いても、知識がつながらへん。
「なんでこの答えなん?」がわからんから、
ただ運任せで正解するだけの状態。

勉強してる“気分”だけ味わってたんよな。

で、市販の模試を受けたら20点台。
点数見た瞬間、
「いや、こんなにやってるのに20点?」
って頭真っ白よ。

原因はシンプル。

解くことばっかりで、理解が追いついてなかった。

理由を考えへんまま“回転寿司”みたいに問題だけ流し込んでたら、
そりゃ定着せんよな。

この経験で学んだのは、
「量の前に、まず理解」。
ここ抜けたら全部ズレる。


2024年 “満遍なくやろうとして全部薄い”

次の年、オレは反省して「紙一枚勉強法」を取り入れた。
“理解する”方向に舵を切ったんやけど、
ここで別の落とし穴に落ちた。

紙一枚勉強法ってのは、「棚田行政書士の不動産大学」で
推奨される大量記憶法だ。

前年の勉強で「棚田行政書士の不動産大学」にとてもお世話になった。

だから今年は紙一枚勉強法にチャレンジしてみたかった。
効果のほどは、動画内でも書籍でも折り紙つき。

これで宅建受かるはずとチャレンジしてみた物の、
1っか月後壁にぶつかる。

それが
「一日のノルマが大量すぎて、全部薄くなる」問題。
「紙一枚勉強法」は計画的復習で記憶定着を狙うものだが、
復習の量が膨大になりすぎる問題を抱えていた。

その結果…

毎日1~2時間、休日2~4時間。
必死でやってるのに、
時間に追われて雑になってくる。

前回の失敗も踏まえて「理由を考えながら解く」
これは確かに良かった。

時間に追われすぎて、答えの理由を書き出す事を怠った。
「頭の中だけ考えればいいだろう」で処理してしまった。

これがアカンかった。

頭の中で理解したつもりでも、
いざ模試になると“ごっそり抜けてる”ことが多かった。

書かないと、
何を間違えたのか、どこが弱いのか可視化されへん。

そしてまたやってしまった。


2025年版 “勉強法ブレたら終盤で崩れる”

3年目。
ようやく勉強の型がハマり始めたんよ。

  • ■1周目:理由を書きながら丁寧に解く
  • ■2周目:間違えたところだけ
  • ■3周目:苦手分野をしばき倒す

このサイクルが効いた。
模試でも39点出た。
正直「もういけるやろ」と思った。

でもな、
人間、ちょっと点が上がると慢心するんよ。

そこから勉強法がブレて、
択一問題集に手出したり、
苦手分野を後回しにしたり。

最後の2週間、明らかに勉強ペースが落ちた。

あれが後で響いた。

最後の最後で追い込みが弱くなって、
本番の点数は33点(合格点ギリギリ)。

また落ちたかもって、
思ったけど結果はギリギリ合格だった


一番の反省はこれ。
“勉強法を途中で変えると弱点が浮き上がらなくなる”
ってこと。

3年目になってようやく気づいたわ。


工場勤務でも点が伸びた「やり方(成功の型)」

演習ノートと表紙に書かれている緑色のノートのイラスト。

2025年にようやくつかんだ“書く勉強”の威力

正直、オレが本当に「理解ってこういうことか…」って腹落ちしたんは、
2025年にフォーサイトを使い始めてからやった。

それまでの2年間は、
・解く
・確認する
・合ってた/間違ってた
この繰り返しで、
**頭の中だけで理解した“つもり”**になってた。

でも2025年、フォーサイトの教材に切り替えて、
あの “演習ノート” を使い始めた瞬間、
勉強の質が一気に変わった。

演習ノートって、
ただ答えを書くだけやなくて

  • なんでこの答えになるのか
  • 何を勘違いしてたのか
  • どの部分を補強すべきなのか

これを自然と書く流れを作ってくれるんよ。

最初はめんどい。
でも書けば書くほど、自分の弱点がハッキリ見える。

工場の仕事って、
体はクタクタやし、頭も疲れてる日が多いけど、
演習ノートに書くことで“整理”された知識がどんどん積み上がっていく。

その結果、
「あ、定着するってこういうことやったんか」
って初めて実感した。

フォーサイトの過去問、
その解説を自分の字でまとめる作業。
これが、オレにとって合格へのターニングポイントやったな。



2025年に確立した「3周回し+弱点特化」勉強法

3年目になってようやく、自分の中で “勝てるやり方” が固まった。それが 「単元ごとの3周回し+弱点特化」 の学習法や。


基礎ループは「テキスト → 過去問 → 答え合わせ → テキスト書き込み」

学習は単元ごとに進めていく。
このループを何度も回すのが基本で、最低3周 は必ずやる。

書き込みを重ねたテキストは、過去問と模試を通じて“自分だけの合格テキスト”に育っていく。
これは試験当日のメインインプット道具になるし、正直、これがないとキツい。

試験直前はとにかくテキストを読み込むことで点数が一気に伸びる。
だから模試も本番同様のスタイルで受けて、本番で使うのと同じルーティン を作っておくのが大事や。


勉強は「工場の仕事」と同じ

書く勉強って、一見時間がかかる。
でも工場の仕事でも、新しい作業は最初は誰でも遅い。

  • 手順通りやる
  • 確認する
  • ミスする
  • 少しずつ慣れていく

この積み重ねで自然とスピードがつく。
勉強もまったく同じやった。

丁寧に理解すれば、あとからスピードは勝手に伸びる。
逆に丁寧にやらんと、最後まで“遅いまま”。
宅建は「なんとなく解けた」では絶対に受からん試験だからこそ、最初の時点で “書いて理解する” のが最短ルートやった。

3年越しにやっと気づいたのがこれや。


■3周回しの具体的ステップ

1周目:理由を書きながら丁寧に解く

  • 時間はかかる
  • でも理解がいちばん深まる
  • ここが全ての土台

2周目:間違えたところだけ解く

  • 苦手マップが見える
  • ミスのパターンがわかる
  • 点数が安定し始める

3周目:苦手分野を徹底的に叩く

  • 権利関係/法令上の制限/宅建業法の弱点が浮き彫り
  • 弱点だけ集中的に回して仕上げ
  • ここで得点が一段跳ねた

社会人・父ちゃん受験生こそ「弱点特化」が武器になる

工場勤務で、家に帰れば父ちゃんでもある。
とにかく時間が限られてる。
だからこそ “全部やろうとしない” ほうが勝てる。

弱点特化は、時間がない社会人受験生にとって一番の味方やと思う。

仕事・家庭との両立の現実的な戦い方

ここもあなたがめちゃ気になるところや。
「どうやって時間作ったん?」ってやつ。

オレの場合、シンプルやった。


みんなが寝てる早朝にやる

これはガチで強い。
家が静か。
頭がフレッシュ。
邪魔が入らない。

1時間でもいい。
その1時間が積み重なると、ほんまにデカい。


週末は“まとめ勉強”

妻が子どもを見てくれている隙に、
ノートと過去問持って集中モード。

毎週じゃなくていい。
できるときだけ。
その代わり、やるときは一気にやる。


「ダラダラ時間」を削る

YouTubeやSNSを全部やめる必要はないけど、
“なんとなく見てる時間”だけでも削る。

その10分、20分を
・チェックテスト
・合格カード
・苦手一問
このどれかに変えると、
積み重ねの効果がエグい。


総じて、
“頑張る”より、“仕組み化”の方が強い。

オレが点伸びたのは、
根性よりも「習慣を作ったから」やった。

歯磨きと一緒で、嫌でもやってりゃ当たり前になる。

3年間の挑戦でわかった「一歩踏み出す価値」

冷や汗かきながら合格通知を受け取り安どした様子の工場作業員。合格通知は宅建試験のもの。

挑戦してる自分のほうが気持ちがラクだった

正直な話、勉強始める前のオレは、
「いつまでこのままなんやろ…」
ってモヤモヤ抱えてた。

工場の仕事は嫌いやない。
でも“選べる未来”がないのが、
どこかでずっと引っかかってた。

で、宅建に挑戦してみたらどうなったか。

点が伸びへん時は落ち込むし、
家事や育児に追われて勉強できん日もある。
模試で20点台取った日は、ほんま心折れそうやった。

…けどな。

挑戦してる自分のほうが、気持ちがラクやった。

不思議なもんで、
時間をダラダラ潰してた頃の方がしんどかったんよ。

「何も進んでない」
「このままでいいんか?」
っていう焦りがずっと胸の奥にあった。

一方で、勉強してるときは違った。
ちょっとだけやけど、
「オレ、動けてるやん」
「進んでるやん」
って思えた。

その小さな積み重ねが、
3年間のしんどい時間の支えになったんよな。


資格が“選べる人生”を広げてくれた

オレ、今も工場で働いてる。
資格取ったからって、急に転職するとかそんなんはまだ考えてへん。

けどな、
「選べるようになった」
この変化がめちゃデカい。

前は「工場しか無理やろ」って思ってた。
でも今は違う。

  • 不動産業界も見れる
  • 社内で資格を活かせる部署も狙える
  • 副業的な動きもできる

“扉が開いた”って感じや。

昔の自分にひと言言うならこう言うわ。

「一歩踏み出したお前の“選択肢”は、将来ちゃんと広がるで」

ほんま、資格って“今の仕事を捨てるため”じゃなくて、
“未来に枝を増やすため”のもんやと思った。


これから挑戦する“現場の仲間”へ

最後に、これから宅建に挑戦する仲間に伝えたい。

宅建は簡単ちゃう。
工場勤務で、父ちゃんで、時間がなくて、
疲れてる中でやろうとしたら、そらしんどい。

でもな、

時間がなくても、忙しくても、
“やり方さえ間違えへんかったら”必ず戦える。

オレは3年かかったけど、
途中で学び方を修正していけばちゃんと点は伸びる。

・最初は遅くてええ
・書いて理解する
・弱点をつぶす
・早朝や隙間時間を拾う
・模試は“受けるだけ”にしない

これさえ守れば、
工場勤務でも十分いける。

  • この記事を書いた人

マサル

半導体工場で派遣から正社員となり最年少で課内最優秀社員に選出。早期退職後、農業スタートアップや期間工を経験。現在は自動車部品メーカーで働きながら、副業(ブログ運営、YouTube編集、バーテンダー)や資産形成(iDeCo、NISA、不動産投資)を実践中。多彩な経験を活かし、働き方や生き方を模索し続ける。