いきなり結論から言う。
宅建の勉強で、内容を「覚えよう」としてはいけない。
これをやると、だいたいこうなる。
- 覚えたつもり
- 次の日、真っ白
- 焦る
- さらに詰め込む
- また真っ白
で、最後は「向いてない」って自分を責め始める。
でもな。
それ、あなたがダメなんじゃない。勉強の捉え方がズレてるだけ。
宅建は「消える絵の具」で絵を描く試験

宅建の勉強って、ほんとこれ。
時間がたてば消える絵の具で絵を描いてる感じ。
昨日できた問題が、今日できない。
条文っぽい言い回しが、頭から抜ける。
数字や例外が、混ざる。
当たり前。
忘れるのは“脳の仕様”だ
「忘れるのが早い」ってのは、昔から研究されてて、
いわゆる**忘却曲線(ぼうきゃくきょくせん)**ってやつで説明される。
しかもそれ、昔の話だけじゃなくて、**エビングハウスの忘却曲線が再現できた(再現研究)**って報告もある。 (PLOS)
つまり、何が言いたいかというと――
人は、復習しない知識を普通に忘れる。
宅建が消えるのは、むしろ自然。
「思い出す練習」を勉強の中心にする

ここからが肝。
覚えるんじゃない。
思い出せる状態を作る。
そのために一番効くのがこれ。
問題を解く直前にテキストを読む
そして
テキストを読んだら、すぐ問題を解く
この流れ。
実はこれ、記憶の研究的にも理にかなってる。
「テスト(思い出す行為)」って、ただの確認じゃなくて、
その後の記憶を強くする効果があるって研究がある。
いわゆる testing effect(テスト効果)。 (PubMed)
だから宅建は、
読むだけ(気持ちいいけど残りにくい)
より
解く→間違える→戻る(しんどいけど残る)
こっちが勝つ。
間違えたところは「覚え直さない」
ここ、意外だけど大事。
間違えたら、
- テキストにメモ
- マーカー
それでOK。
覚え直そうとしなくていい。
次にテキストを見たときに
「あ、これこの前落としたやつ」
って分かって、解けるようになれば勝ち。
目的は暗記じゃなくて、これ👇
テキストを見れば、その問題が解ける状態
「付箋で絞る」

正直、本番前にテキストを隅から隅まで再インプットは無理。
だからやるべきは、
- 模試を何回もやる
- 直前に見返す場所を絞る
- そこに付箋を貼る
そして、模試のたびに
付箋を追加・修正していく。
これは「間隔をあけて繰り返す方が記憶に残りやすい」っていう、いわゆる**分散学習(spacing effect)**の考え方とも相性がいい。 (PubMed)
まとめ:宅建で点が伸びる人のルーティン
これだけ覚えとけばいい。
- テキストを読む → 問題を解く
- 間違えたら テキストにメモ/マーカー(覚え直しは不要)
- 模試で 点が取れる場所を付箋で絞る
- 付箋を 追加・修正して、本番用に育てる
そして最後は、試験当日。
電車の中~開始直前まで、その付箋ゾーンを読む。
ここまで作り込めたら、ちゃんと点になる。
最後に
宅建は、消える絵の具だ。
だからこそ、
消える前提で、描き直せる仕組みを作った人が勝つ。
覚えようとするな。
解ける状態を作れ。
しんどいけど、これやってる人はちゃんと受かる側に寄ってる。