【仮想通貨って何?】ゼロからわかる価値の理由と賢い活用法

マサル

半導体工場で派遣から正社員となり最年少で課内最優秀社員に選出。早期退職後、農業スタートアップや期間工を経験。現在は自動車部品メーカーで働きながら、副業(ブログ運営、YouTube編集、バーテンダー)や資産形成(iDeCo、NISA、不動産投資)を実践中。多彩な経験を活かし、働き方や生き方を模索し続ける。

仮想通貨って結局なんなん?

うちの会社の全員たぶんそう思っている。

今回はデジタル資産として大注目を浴びる仮想通貨について解説していく。

今日の申し送り

仮想通貨はすごい成長を見せてるけど、未来のことは誰にも分からん。慎重に、冷静に向き合おう。


仮想通貨ってそもそも何?

仮想通貨に興味を持ったきっかけ

最近、「仮想通貨で一攫千金!」なんて話を耳にすることが増えてきた。ニュースでも「ビットコインが最高値更新!」なんてやってるし、職場でも「仮想通貨って儲かるの?」と話題になることもある。

俺も実はちょっとだけ興味があって、試しに数万円分だけ買ってみたんだけど……結論から言うと「値動きがすごくてビビる!」。上がったり下がったりのスピードが想像以上で、気を抜くとあっという間に資産が減ることもある。

だから、もし「仮想通貨を買ってみようかな」と思っているなら、まずは仕組みをちゃんと知っておくことが大事だ。今日は、まるっきりゼロから仮想通貨について話していくぞ。


仮想通貨って何?

簡単に言うと、「インターネット上だけに存在するお金」のことだ。普通の円やドルみたいに紙幣や硬貨があるわけじゃなく、すべてデータとしてやり取りされる。

例えば、俺たちが普段使う「円」は日本政府と日本銀行が管理している。でも、仮想通貨にはそういう中央の管理者がいない。じゃあどうやって取引が成り立ってるのか? ここで登場するのが「ブロックチェーン」という技術だ。

ブロックチェーンは、簡単に言うと「みんなで監視する台帳」みたいなもの。普通、お金の取引記録は銀行が管理してるけど、仮想通貨の場合は世界中の人たちが分散して記録してる。このおかげで、不正ができない仕組みになってるわけだ。


なんで価値があるの?

「目に見えないデータに、なんで価値がつくんだ?」と疑問に思うのは当然だ。これには大きく分けて3つの理由がある。

  1. 需要と供給
    仮想通貨は発行枚数が決まっているものが多い。例えばビットコインは最大2100万枚までしか作られない。この「限られた数しかないものを欲しい人が増えたら、価値が上がる」という単純な原理で、値段が動くんだ。
  2. 送金が速くて手数料が安い
    例えば海外送金をするとき、銀行を通すと時間もかかるし手数料も高い。でも仮想通貨なら、ネット上で直接やり取りできるから、銀行を挟まずに送金が可能になる。これが「便利なもの」として価値を生んでいる。
  3. ブロックチェーン技術の信頼性
    仮想通貨を支える「ブロックチェーン」技術は、改ざんがほぼ不可能なほど安全性が高いと言われてる。銀行のシステムよりも透明性が高いから、「これからの時代に合ったお金の形」として期待されているんだ。

でも、未来は誰にも分からない

ここまで聞くと「仮想通貨ってすごいな!持ってたら儲かるのか?」と思うかもしれない。でも、ここで強調したいのは**「未来のことは誰にも分からない」**ってことだ。

たしかに、ビットコインは10年前は1枚100円以下だったのに、今では数百万円する。すごい成長率だ。でも、その逆もあり得る。仮想通貨は国の規制次第で大暴落することもあるし、まったく使われなくなれば価値がゼロになる可能性だってある。

だから、俺自身も「とりあえず経験値を増やすために少しだけ持ってみた」程度で、生活をかけるような投資は絶対にしない。ギャンブル感覚で大金を突っ込むのは、工場の給料を丸ごとパチンコに注ぎ込むようなもんだ。慎重になれ!


前編まとめ

仮想通貨はネット上だけでやり取りできる新しいお金の形
ブロックチェーンという技術のおかげで安全性が高い
価値があるのは、供給が限られている・送金が便利・技術が信頼されているから
でも、未来はどうなるか分からない!慎重に付き合うことが大事


ここまでが仮想通貨の基本的な仕組みだ。次は「なぜ仮想通貨は値動きが激しいのか?」とか「安全に持つ方法」について、もう少し掘り下げて話していくぞ!

仮想通貨の値動きとリスクを理解する

仮想通貨の値動きが激しい理由

前編で仮想通貨の基本的な仕組みを説明したけど、次に気になるのは「なんでこんなに値段が激しく動くのか?」ってことだよな。株や不動産の値段も上がったり下がったりするけど、仮想通貨はそれ以上に乱高下が激しい。たった1日で10%以上動くことも珍しくない。

この値動きが激しい理由を3つにまとめてみた。


① まだ市場が若く、安定していない


仮想通貨は2009年にビットコインが誕生してから、まだ十数年の新しい市場。円やドルみたいに何百年もの歴史があるわけじゃない。だから、ちょっとしたニュースや噂で値段が大きく動くんだ。

例えば、「ある国が仮想通貨を禁止した!」なんてニュースが出ると、一気に売る人が増えて暴落する。一方で、「大企業がビットコインを導入!」みたいなポジティブなニュースが出ると、みんなが買いに走って値段が跳ね上がる。


② 仮想通貨には「裏付け」がない


普通のお金(法定通貨)は、その国の政府が保証している。例えば、日本円は日本政府の信用があるからこそ成り立っている。でも、仮想通貨は特定の国や機関が支えているわけじゃない。

だから、「みんなが価値があると思っているから価値がある」だけの状態になってる。つまり、人気がなくなれば価値もなくなるし、逆に話題になれば爆上がりする。まるでファッションや流行みたいに、需要の波に大きく左右されるわけだ。


③ 大口投資家の影響が大きい


仮想通貨は、持っている人の数がまだ少ない。だから、いわゆる「クジラ」と呼ばれる大口投資家(めちゃくちゃたくさん仮想通貨を持ってる人)が一気に売買すると、価格が大きく動いてしまう。

例えば、大企業や富豪がビットコインを大量に売ると、価格が急落する。逆に「世界の大富豪が買った!」みたいなニュースが出ると、それに乗っかって買う人が増えて値段が上がる。この動きが激しいから、短期間で大儲けする人もいれば、大損する人もいるんだ。


仮想通貨のリスクとは?

「これだけ激しく動くってことは、もしかして儲かるチャンスなんじゃないの?」と思うかもしれない。たしかに、短期間で大きく利益を出せる可能性もある。だけど、その分リスクもでかい。

ここでは、仮想通貨に関する主なリスクを紹介するぞ。


① 相場の暴落リスク


さっきも言った通り、仮想通貨は価格の変動が激しい。今は100万円分持っていても、明日には50万円になっている可能性だってある。逆に倍になることもあるけど、「長期的に安定して価値が上がる保証はない」というのがポイントだ。

実際、過去にはビットコインが数カ月で80%も価値を失ったこともある。仮想通貨の世界では、そういう急落は珍しくないんだ。


② 詐欺やハッキングのリスク


仮想通貨の世界では、詐欺やハッキングも多い。「今なら儲かる!」みたいな怪しい投資話に乗せられて、資金を失う人もいるし、取引所がハッキングされて預けていた仮想通貨が盗まれる事件も発生している。

例えば、2014年に日本の「マウントゴックス」という取引所がハッキングされ、約850,000ビットコイン(当時の価値で数百億円)が消えた事件があった。この事件以降も、仮想通貨関連の詐欺やハッキングは続いている。


③ 法規制のリスク


仮想通貨はまだ新しい技術だから、国ごとに法律のルールが定まっていない部分もある。例えば、中国は仮想通貨の取引を禁止しているし、アメリカでも厳しい規制が進んでいる。

もし日本でも法律が変わって「仮想通貨は違法!」となったら、一気に市場が崩壊してしまう可能性もある。だから、国の動向をチェックするのも大事だ。


それでも仮想通貨と賢く付き合う方法

ここまでの話を聞くと、「仮想通貨って怖いな……やめとこうかな」と思うかもしれない。でも、だからといって「完全に関わらない」のももったいない。技術としては面白いし、未来の可能性もある。

じゃあ、どうやって安全に仮想通貨と付き合えばいいのか? 賢い方法を3つ紹介する。


① 余剰資金で投資する


「余剰資金=失っても生活に影響が出ないお金」。
例えば、毎月の給料から5,000円や10,000円くらいなら、最悪ゼロになっても困らないよな? そんな「お試し感覚」で少しだけ買ってみるのがいい。いきなり何十万、何百万と突っ込むのは危険すぎる。

俺自身も、数万円分しか買っていない。「経験として触れてみる」くらいがちょうどいいんだ。


② 取引所の選び方に注意する


仮想通貨を買うには「取引所」という場所を使うんだけど、取引所のセキュリティや信頼性はめちゃくちゃ大事。日本国内の金融庁に登録されている取引所なら、一定の安全基準を満たしているから、まずはそこを選ぼう。

怪しい海外の取引所は避けること! ハッキングされたときに、保証されない可能性がある。


③ 長期目線で持つ


仮想通貨は短期の値動きが激しいから、一喜一憂していると精神的に疲れる。初心者は、短期間で売買を繰り返すより、「買ったら数年単位で気長に待つ」くらいのスタンスがいい。


中編まとめ

仮想通貨の値動きは激しく、短期間で大暴落の可能性もある
詐欺やハッキングのリスクもあるので、取引所選びは慎重に
法律の規制によって市場が大きく変わる可能性がある
余剰資金で少しだけ買って、経験として触れるのが賢い付き合い方


次は「実際に仮想通貨を買う方法」と「どんな場面で使えるのか?」について詳しく話していくぞ!

実際に仮想通貨を買う方法と未来への向き合い方

仮想通貨の買い方と安全な保管方法

ここまでで仮想通貨の仕組みやリスクについて話してきたけど、「じゃあ実際にどうやって買うの?」って疑問に思うよな。仮想通貨を持つには、まず「取引所」というところで口座を作る必要があるんだ。


① 取引所を選ぶ

仮想通貨を買うには、取引所を通じて購入するのが一般的。取引所には国内のものと海外のものがあるけど、初心者は国内の金融庁に登録された取引所を選ぶのが安全だ。

国内で有名な取引所には、例えば以下のようなところがある:

  • bitFlyer(ビットフライヤー)
  • Coincheck(コインチェック)
  • bitbank(ビットバンク)
  • GMOコイン

どこも金融庁の認可を受けているから、怪しい詐欺サイトとは違って信頼性がある。


② 口座を開設する

取引所を決めたら、次にやるのは口座開設。流れは以下の通り。

  1. 取引所の公式サイトでアカウントを作る
  2. 本人確認(運転免許証やマイナンバーカードをアップロード)
  3. 審査に通ったら口座開設完了
  4. 銀行口座やクレジットカードを登録して、日本円を入金
  5. 仮想通貨を買う!

銀行口座を登録しておけば、振込で入金して仮想通貨を買える。最近は、スマホアプリだけで簡単に取引できる取引所も増えているから、特に難しいことはない。


③ 仮想通貨の保管方法

仮想通貨を買ったら、どこに保管するのかも重要だ。ここで「ウォレット」というものが登場する。

  • 取引所に置きっぱなし → リスクあり!
    取引所がハッキングされたり、突然サービス停止になったりすると、自分の資産がなくなる可能性がある。だから、大金を入れるなら取引所に置きっぱなしにするのはおすすめしない。
  • ウォレットで保管 → より安全
    仮想通貨を保管する専用の「ウォレット」に移すことで、ハッキングのリスクを減らせる。ウォレットには「ホットウォレット」と「コールドウォレット」がある。
    • ホットウォレット(ネットにつながってる) → すぐに取引できるけど、ハッキングリスクあり
    • コールドウォレット(ネットにつながってない) → 安全だけど、すぐには使えない

特に大金を持つ場合は、コールドウォレット(USBメモリのようなデバイス)に保存するのがベスト。


仮想通貨の使い道は?

「仮想通貨って結局どこで使えるの?」と思うよな。実は、最近では少しずつ使える場所が増えている。


① ネットショップでの決済

例えば、以下のようなサービスではビットコインなどで支払いができる。

  • ビックカメラ(家電量販店)
  • DMM.com(電子書籍や動画配信)
  • Expedia(海外のホテル予約)

ただし、まだ使える店は少ないし、支払いのタイミングで価格が変動するから実用性は低い。


② 海外送金

仮想通貨の大きなメリットのひとつが「安くて速い海外送金」だ。普通、銀行で海外送金すると、手数料が高かったり、着金までに数日かかったりする。でも、仮想通貨なら数分~数十分で送金できて、手数料も安い。

例えば、フィリピンの出稼ぎ労働者が家族に送金するのにビットコインを使うケースも増えている。


③ 将来的な投資

仮想通貨の価格が上がることを期待して「長期的な投資」として持つ人も多い。たとえば、10年前に1ビットコインを1,000円で買った人は、今や数百万円に増えている。

ただし、逆に価値がゼロになる可能性もあるので、慎重に考えよう。


仮想通貨とどう付き合うべきか?

仮想通貨は新しい技術であり、チャンスもあればリスクも大きい。だからこそ、「適度な距離感」で付き合うことが大事だ。


① 無理な投資はしない

繰り返しになるけど、仮想通貨は大きなリスクがある。だから、「余剰資金」だけを投資するのが鉄則。給料全部を仮想通貨に突っ込むようなことは絶対にやめよう。

俺自身も、「経験としてちょっと持ってみた」くらいの感覚で、数万円だけ買っている。大金を投資する勇気はないし、値動きが激しすぎて落ち着かないからな(笑)。


② ニュースや規制の動向をチェック

仮想通貨は国の法律に大きく左右されるから、ニュースをこまめにチェックすることが重要だ。特に、以下のようなニュースには要注意。

  • 「○○国で仮想通貨禁止!」 → 大暴落の可能性あり
  • 「大手企業が仮想通貨導入!」 → 価格が急上昇するかも

これらの情報を見つつも、情報に振り回されないのが健全な投資家と言える。


③ 長期的な視点を持つ

仮想通貨は1日、1週間で一喜一憂するものじゃない。「10年後にどうなっているか?」という視点で考えよう。

もし仮想通貨が将来もっと普及したら、今より価値が上がるかもしれない。でも、逆に何かの理由で消えてしまうかもしれない。だから、短期で売買して大儲けを狙うより、**「少しだけ買って、気長に持っておく」**くらいの感覚がちょうどいい。


後編まとめ

仮想通貨を買うなら、国内の取引所を選ぶのが安全
保管するならウォレットを活用し、取引所に置きっぱなしは避ける
使い道はまだ少ないが、海外送金や決済で少しずつ広がっている
無理な投資はせず、ニュースをチェックしながら慎重に付き合う


結論:仮想通貨は「慎重に」「少しだけ」がベスト

仮想通貨は面白い技術で、未来の可能性もある。でも、リスクも大きいから「一攫千金を狙うぞ!」と大金を突っ込むのはやめておこう。

俺みたいに、「とりあえず少しだけ買ってみる」くらいのスタンスがちょうどいい。経験として触れておけば、いざ仮想通貨が本格的に普及したときに対応できるかもしれないからな。

とにかく、冷静に、慎重にな。大事なのは「賢く付き合うこと」だ!

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マサル

半導体工場で派遣から正社員となり最年少で課内最優秀社員に選出。早期退職後、農業スタートアップや期間工を経験。現在は自動車部品メーカーで働きながら、副業(ブログ運営、YouTube編集、バーテンダー)や資産形成(iDeCo、NISA、不動産投資)を実践中。多彩な経験を活かし、働き方や生き方を模索し続ける。