【初心者向け】YouTubeで見るべきデータはこの3つだけ!再生数アップの最短ルート

マサル

半導体工場で派遣から正社員となり最年少で課内最優秀社員に選出。早期退職後、農業スタートアップや期間工を経験。現在は自動車部品メーカーで働きながら、副業(ブログ運営、YouTube編集、バーテンダー)や資産形成(iDeCo、NISA、不動産投資)を実践中。多彩な経験を活かし、働き方や生き方を模索し続ける。

YouTubeのデータは、

  • インプレッション(表示数)
  • インプレッションクリック率(再生率)
  • 視聴者維持率(視聴長さ)


この3つだけ見とけばええ。


「YouTubeの数字?なんかよくわからないし、難しそう…」

そう思ってる人、けっこう多いと思う。
正直、昔の自分もそうだった。

グラフとか%とか、アナリティクスとか言われてもピンとこないし、
「どこを見たらいいのか」すらわからなかった。

でもある時、「YouTubeの数字って、実はたった3つだけ見ればいい」って知った。
そこから、自分の動画の“何が悪かったか”が見えてくるようになったんだ。

実際に少しずつ改善していったら、
再生数も安定してきたし、「次はここを直してみよう」って思えるようになった。

今回は、数字が苦手な人に向けて、
**「YouTubeでまず見るべき3つの数字」**を、できるだけわかりやすく紹介していく。

「とりあえずこれだけ見とけばOK」って内容にしてあるので、気楽に読んでみてほしい。

YouTubeの数字は、3つだけ見ればいい

「YouTubeの画面を模したイラストに、インプレッション・クリック率・視聴者維持率の3つの項目を赤枠付きで表示。それぞれ“表示された回数”“押された割合”“どこまで見られたか”という補足付き」

「動画出してるのに、再生されない」
「何が悪いのか、いまいちわからない」

そんなふうに感じたことはないだろうか。

自分も最初はそうだった。
「がんばって作ったのに、数字が伸びない」とモヤモヤしてた。

でもある時気づいたんだ。

「投稿してから」が本番。数字がすべて教えてくれる

YouTubeには、動画を出したあとに“見直せるポイント”がある。

しかも、それはちゃんと数字として見えるようになっている。
「どこまで表示されたか」「クリックされたか」「最後まで見てもらえたか」

そういうデータを使えば、

  • タイトルが伝わっていなかった
  • 最初の入りが弱くて離脱された
  • そもそも見つけてもらえていなかった

…みたいな原因が、感覚ではなくちゃんと数字でわかるようになる。


グラフ?%?むずかしく考えなくていい

安心してほしい。
「数字を見る」といっても、専門家みたいに全部チェックしなくていい。

まずは、最低限の3つだけ。

そこだけ押さえれば、動画のどこを改善すればいいかが自然と見えてくる。

次のセクションでは、その「3つの数字」を順番に紹介していこう。

インプレッション数|まず「表示されたかどうか」を見る

「舞台の袖で出番を待つ男性のイラスト。客席は明るく人がいるが、まだカーテンが開いていない。“動画が表示されない=ステージに立てていない”ことを例えたビジュアル解説」

YouTubeで最初にチェックしてほしい数字──
それがインプレッション数です。

この数字は、ひとことで言うと、

「あなたの動画が、どれだけ人の画面に表示されたか」

を表しています。


📺 表示ってどういうこと?

誰かがYouTubeを開いたとき、
ホーム画面・検索結果・おすすめ一覧などに、
あなたの動画のサムネイル(表紙画像)とタイトルがチラッと出てきますよね。

あれが**「表示された」**ということ。
1回出るごとに、1インプレッションとしてカウントされます。


🎣 釣りにたとえるなら、「エサを投げた回数」

動画がどれだけ面白くても──
誰にも見つけてもらえなければ、クリックされません。

つまり、インプレッションが少ないということは、
**「水にエサすら投げていない状態」**なんです。

釣りなら、エサを投げなきゃ魚は釣れませんよね?
YouTubeも同じで、まず表示されないと話にならないんです。


表示されるかどうかは、「タイトル」と「説明文」で決まる

YouTubeの仕組み(アルゴリズム)は、
動画の「タイトル」と「説明文(紹介文)」を読んで、

この動画は、どんな人におすすめすべきか?

を判断しています。

つまり、ここの書き方しだいで表示される回数が大きく変わるんです。


❌ 情報が少なすぎるタイトルでは、スルーされる

たとえばこんなタイトル:

「釣りしてきました」

これだと…

  • どこで釣ったの?
  • 何を釣ったの?
  • 初心者向け?上級者向け?

…と、見る側にはまったく内容が伝わりません

その結果、「よくわからんし、見なくていいか」とスルーされがち。
YouTubeの仕組み的にも、検索されにくく表示もされづらくなるんです。


⭕ 中身がはっきり伝わるタイトルは、表示されやすい

こんなタイトルならどうでしょう:

「100均の釣具だけでシーバス釣れた|初心者の海釣りチャレンジ」

このタイトルには、こんな情報が詰まってます:

  • 何を使った? → 100均の釣具
  • 何が釣れた? → シーバス
  • どんな人向け? → 初心者
  • どんな企画? → チャレンジ系

これだけ具体的に書かれていれば、
「あ、自分に関係ありそう」と興味を持ってもらいやすい

YouTubeも、「この動画はこういう人におすすめしよう」と判断しやすくなり、
検索やおすすめに表示される回数も自然と増えていきます。


🔍 まとめ:インプレッション数を見る意味

  • インプレッション=表示された回数。エサを投げた数と同じ
  • 中身がいくら良くても、表示されなきゃ見てもらえない
  • タイトルと説明文を“具体的に”書くのが、表示される第一歩

📎 参考記事もチェック!
「伸びるタイトルって、どうやってつけるの?」という人は、
伸びる動画のタイトルのつけ方(別記事)を読んでみてください。


クリック率|表示されたあと、押されたかどうかがわかる数字

「スマホ画面に表示された2つのYouTube動画サムネイルを比較。左の動画は目を引くデザインと具体的なタイトルでクリックされており、右の動画は暗い印象でスルーされている。“クリックされるかどうかはサムネとタイトル次第”という解説付き」

さっき話した**「インプレッション数」**で
「動画がどれだけ表示されたか」がわかったら──
次に見るべき数字があります。

それが、**「クリック率」**です。


🎯 クリック率って何?

クリック率(CTR=Click Through Rate)は、
表示された中で、実際に動画を押してもらえた割合を示す数字です。

たとえば…

  • あなたの動画が100回表示されて
  • そのうち5人がクリックしてくれたなら

→ **クリック率は「5%」**になります。


💡なぜ、この数字が重要なのか?

クリック率が低いということは、
「動画は出てるけど、スルーされている」状態。

つまり──
入り口(サムネ・タイトル)で“興味を持たれていない”可能性が高いんです。

中身以前に「見よう」と思ってもらえなきゃ、
再生もされません。


クリック率を上げるカギは「サムネイル」と「タイトル」

YouTubeの画面って、基本的に「流し見」されてますよね。

そんな中でパッと目にとまるのが、
サムネイル(表紙画像)とタイトルのセットです。

この2つで「なんか気になる」「面白そう!」と思ってもらえるかが勝負です。


✔ サムネイルは“第一印象”

スクロール中に目に入るのがサムネイル。

  • 地味すぎたり
  • 文字が小さくて読みにくかったり
  • 伝えたいことが絵で伝わらなかったり

そんなサムネはスルーされやすくなります。


✔ タイトルは言葉でキャッチする。

タイトルも同じ。

  • 誰向けか?
  • 何が起こるのか?
  • 見た人にどんな得があるのか?

ここがちゃんと伝わっていないと、押されません。


👀 クリック率が低いとき、見直したいポイント

以下のようなチェックリストで、自分の動画を振り返ってみてください:

  • サムネが目立たない or 情報がぼやけてる?
  • 文字が読みにくい or 色が見づらい?
  • タイトルに“具体性”がある?
  • 「誰のための動画か」がはっきりしてる?

📊 どれくらいの数字を目指せばいい?

YouTube公式や運用の現場では、
おおよそこんな基準で考えられています:

  • 2%以下:改善の余地あり(反応が薄い)
  • 4〜5%前後:平均的。悪くない状態
  • 6%以上:かなり好調。ファンの反応も良好
  • 10%超え:バズる可能性大(ジャンルによる)

特に2%を下回っている場合は、
サムネ・タイトルの見直しで劇的に改善することも多いです。


🔍 数字は「自分の中で比べる」のが正解

大事なのは、他人と比べることじゃないんです。

自分の動画の中で…

  • 「クリック率が高かった動画」
  • 「低かった動画」

を見比べてみてください。

「どんなタイトル・サムネが良かったか?」
自然と見えてくるはずです。


📌まとめ:クリック率は“入り口の反応率”

  • 表示された中で「押されたか?」がわかる数字
  • 低ければ、興味を引けていない可能性が高い
  • 改善ポイントはサムネイルとタイトルにある
  • まずは“自分の中で高いか低いか”で比べてみる

次は、動画がクリックされたあと──
「どこまで見てもらえたか?」=視聴者維持率の話に進んでいきます。


視聴者維持率|見続けてもらえたか?を示す“中身の通信簿”

「視聴者維持率を示す横グラフのイラスト。最初の30秒で大きく視聴者が離脱し、その後ゆるやかに下がる。離脱ポイントに矢印と『ここで半分が離脱』などの注釈付き。“視聴者の興味をどこで失っているか”を可視化した図解」

動画がクリックされた──
ここで安心するのはまだ早いです。

そのあとに**「ちゃんと最後まで見てもらえたか?」**
つまり、中身が伝わったかどうかを見る数字があります。

それが、**視聴者維持率(Retention Rate)**です。


📊 視聴者維持率ってなに?

かんたんに言えば──

再生されたあと、「どこまで見続けてもらえたか」をパーセンテージで教えてくれる数字

たとえば…

  • あなたの動画を100人が再生してくれて
  • 最初の30秒で半分(50人)が離脱していたら

→ **「30秒時点の視聴者維持率は50%」**になります。

YouTube Studio(管理画面)には、
この“視聴の流れ”がグラフ(横軸の線)で見えるようになっているので、
「どこで人が離れたか」がすぐにわかります。


🎯 特に大事なのは「最初の15〜30秒」

視聴者は、動画を見てすぐにこう判断します:

  • この動画、自分に関係あるか?
  • 面白そうか?
  • 想像してた内容と合ってるか?

この判断は、ほとんどが最初の15〜30秒で下されます

ここでピンとこなければ──
すぐにスワイプされて、別の動画に行かれてしまいます。


❌ こんな始まり方は、離脱されやすい

  • 長い自己紹介だけがダラダラ続く
  • 音だけで映像がほぼ動かない
  • サムネで期待した内容がなかなか出てこない
  • 本題に入るまで1分以上かかる

どれも、今のYouTube視聴者には**“テンポが遅い”**と感じられがちです。


⭕ 改善ポイントはここ!

  • 最初の15秒に「見どころ」や「結論」を出す
    例:「今日の釣果、これです!」と結果を先に見せる
  • 無駄な前置きは削る
    → 自己紹介や風景だけの時間はバッサリカット
  • 視聴者が離れたタイミングを見て、原因を探す
    → 何を話してた? 画面はどんな内容だった?

維持率グラフの“落ち込みポイント”こそ、改善のヒントの宝庫です。


視聴者維持率は「動画の中身がちゃんとしてたか?」の指標

この数字を見れば──

  • どこが退屈に感じられたのか?
  • 逆に、どこはしっかり見てもらえたのか?
  • 編集や構成がどこでズレていたか?

…がわかります。

YouTubeの評価システムでも、
“最後まで見られた動画”はおすすめされやすくなります。
逆に、すぐに離脱されると、他の人に表示されにくくなる傾向もあります。


📏 目安となる視聴者維持率のライン

YouTube運用の現場や公式ヘルプでは、
次のような「平均ライン」がよく使われます:

動画の長さ平均的な視聴者維持率の目安
3〜5分50%以上あればかなり優秀
5〜10分40%前後あればOK
10分以上30%超えていれば悪くない

📌 YouTube公式の発言もあります

「視聴者維持率が50%を超えていれば、非常に良いパフォーマンス」
「10分を超える動画で30%を超えていれば、健全な範囲」

これを見ると、30〜50%でも“よく見られてる”動画だと評価されることがわかります。


💬 比べるのは「人と」じゃなく「前の自分と」

他人と比べる必要はありません。
大事なのは──

「前回より上がったか?」
「離脱された場所を改善できたか?」

この“改善の手がかり”として使うことです。

数字は怒ってこない。
ただ静かに「ここ、直せるかもよ」と教えてくれるだけです。


📌まとめ:視聴者維持率は「中身の通信簿」

  • 動画がどこまで見られたか?が数字でわかる
  • 最初の15〜30秒が勝負所
  • 離脱ポイントを見て“改善点”が見つかる
  • 平均30〜50%あれば、まったく問題なし

次のパートでは、ここまで見てきた3つの数字を、
実際どう活かしていくか?
「数字との付き合い方」をお話しします。
そして、数字との付き合い方をどう変えていくか──


✅数字は「ダメ出し」じゃなくて「気づきのヒント」

「数字に悩む動画投稿者が、“数字を味方に変える”考え方に気づき、前向きに改善していく様子を描いたやさしいタッチのイラスト」

「アナリティクス?なんか難しそう…」
「数字が悪かったら落ち込みそうで見たくない…」

そう感じる人、きっと多いと思います。
正直、オレも昔はそうでした。

画面を開いて、
グラフや%を見て、
「はあ〜…また伸びてないな」って。

でも、あるとき気づいたんです。

この数字たちって、オレを責めてるんじゃない。
“次どうすればもっと良くなるか”を教えてくれてるんやなって。


✅落ち込むためじゃなく、“次”に進むための数字

  • 再生されなかった動画
  • 最初ですぐに離脱された動画
  • タイトルでスルーされた動画

たしかに見るとちょっと凹むけど、
「なんで伸びなかったのか」が、数字にちゃんと出てるんです。

そこに気づけるようになると──
数字を見るのが、だんだん“おもしろく”なってくる。


✅伸びなかった動画には、“直せる理由”がある

どんなに経験がある人でも、
最初から全部うまくいくなんて、ありえません。

でも逆に言えば、
うまくいかなかった動画ほど、次に活かせるヒントがたくさんある。

たとえば──

  • インプレッションが少ない
     → タイトルや説明文があいまいかも?
  • クリック率が低い
     → サムネや言葉のフックが弱かったかも?
  • 視聴者維持率が低い
     → 最初の入りや、構成が合ってなかったかも?

こうやって一つひとつ改善していけば、
次の動画はきっともっと伸びるようになります。


✅数字は“答え”じゃないけど、“ヒント”にはなる

アナリティクスを開いたとき、
「うわ、またダメだった…」じゃなくて、

「ここを変えたら、次はよくなるかもしれない」

そう思えるようになってくると、
数字ってむしろ味方なんだなって、感じるようになります。


✅まとめ:数字は、あなたを伸ばす“相棒”になれる

  • 数字は「責めるため」じゃなく、「気づかせるため」にある
  • 落ち込まずに、“次の改善点”として使えばOK
  • ダメだった動画こそ、学びの宝庫
  • アナリティクスは、あなたの味方になってくれる

「投稿して終わり」じゃなくて、
投稿したあと、数字をちょっとのぞいてみる。

それだけで、YouTubeは一歩ずつ成長できる場所になるはずです。
あなたの動画を良くしてくれる“味方”にもなれる。


✅最後に:動画を出したあと、「ちょっとだけ数字をのぞいてみてほしい」

ここまで紹介してきた3つの数字──

  • どれだけ表示されたか?(インプレッション)
  • どれくらい押されたか?(クリック率)
  • どこまで見られたか?(視聴者維持率)

実はこの3つだけで、
動画が「なぜ伸びなかったのか?」が見えてくるようになります。

「中身が悪いんじゃなくて、最初のタイトルが弱かったのか」
「途中で離脱されてたのか」
「そもそも見つけられてなかったんやな」

そうやって気づけるようになれば、
次は“どこを直せばいいか”が自然と見えてくる。


🎯YouTubeは「出して終わり」じゃなく、「出してからがスタート」

動画を出すまでは、たしかに大変。
でも──投稿したあとに、数字をちょっと見る。

それだけでもう、次への一歩が踏み出せるようになります。


✅数字を“敵”にするんやなくて、“味方”につけよう

わからなくても、苦手でも、ぜんぜんかまへん。
まずは「見てみようかな」で十分です。

「再生数が伸びない…」と悩んでいるなら、
この3つの数字だけでも見てみてください。

あなたの動画が、もっと伝わるようになるヒント。
きっとそこに隠れています。

  • この記事を書いた人

マサル

半導体工場で派遣から正社員となり最年少で課内最優秀社員に選出。早期退職後、農業スタートアップや期間工を経験。現在は自動車部品メーカーで働きながら、副業(ブログ運営、YouTube編集、バーテンダー)や資産形成(iDeCo、NISA、不動産投資)を実践中。多彩な経験を活かし、働き方や生き方を模索し続ける。