正直、俺は普段ケチです。
同じものを買うなら、できるだけ安く買いたい。無駄な出費はしたくないし、払わなくていいお金は払いたくない。
でもね、金のことなんかどうでもいい時がある。
それは、時間がない時。
お金はまた稼げる可能性がある。でも、過ぎた時間は戻らない。ここだけは、俺の中でかなりはっきりしてる。
普段ケチな俺でも、時間がない時は金を使う
節約って、悪いことじゃないやん。
俺も安く済むなら安く済ませたいし、何でもかんでも金で解決したいわけじゃない。
ただ、安さを選んだ結果、時間をめちゃくちゃ失うなら、それは本当に得なのかって考える。
ここなんよ。値段だけ見てると、失ってる時間が見えにくい。
ここなんよ。
俺が払ってるのは、物の値段じゃなくて、失いたくない時間を守るためのお金なんよ。
宅建に2回落ちて、3回目はフォーサイトを選んだ
これが一番わかりやすいと思う。
俺、宅建に独学で2回落ちた。
正直、独学でもいける自信はあった。だからこそ、最初から通信講座を選ばなかった部分もある。
でも、2回落ちた時に思ったんよ。
このまま独学を続けて、また一年失ったらどうするんだって。
テキスト代だけ見たら、独学のほうが安い。通信講座はお金がかかる。
でも、俺にとって高かったのは講座代じゃなくて、もう一年落ちるかもしれない時間だった。
俺はこうだった。
宅建では独学で2回不合格になった。独学への自信は残っていたけど、これ以上落ちるのは時間がもったいなさすぎると考えて、3回目はフォーサイト通信で学習した。
俺はそこで、合格までの時間を短くするためにお金を使った。
講座を買ったというより、遠回りする時間を減らした感覚に近い。
もちろん、通信講座を使えば誰でも必ずうまくいくとか、そういう話じゃない。
俺の場合は、もう独学で2回やっていた。自分のやり方だけで進める怖さも、時間が削られていく感覚もあった。
だから、ここは金を使う場面だと判断した。
確認不足で焦り、実費でもタクシーを選んだ
仕事でもあった。
マンション見学に行った時、現地に着いてから未完成物件だと知った。
ギャラリーは別の場所にあるとわかって、かなり焦った。
これは俺の確認不足。
その時に、実費でもタクシーで移動した。
タクシー代は痛いよ。そりゃ痛い。
でも、遅刻して相手の時間を奪うほうがもっと痛い。信用を失うほうがもっと痛い。
その場で安く済ませることより、相手の時間と信用を守るほうを選んだ。
これも、時間を守るための出費だった。
時短家電で家族との時間を守る
家のことも同じ。
家事って、自分でやればお金はかからない。
でも、毎日繰り返す家事って、気づいたらかなり時間を持っていく。
だから俺は、家族との時間を作るために、時短家電は積極的に導入してる。
家電そのものが欲しいというより、その先にある時間が欲しい。
家族と過ごす時間。ちょっと余裕を持つ時間。そこを買ってる感覚。
全部を家電に任せればいいとは思ってない。でも、毎日削られてる時間があるなら、そこにお金を使うのは俺的にあり。
AIへの課金で自分にしかできない仕事へ集中する
AIもそう。
無料版でもできることはある。実際、無料で試せるものも多い。
でも、制限があったり、同じ作業を何回も繰り返したりして、そこで時間を失うなら、俺は課金する。
AIにお金を払ってるというより、作業時間を減らすために払ってる。
自分がやらなくてもいい作業を減らして、自分にしかできない判断とか、考える時間に寄せたい。
便利だから課金、ではない。
時間が戻ってくるなら課金する。俺の感覚はそこ。
時は金なり。でも俺は時間のほうが重いと思う
「時は金なり」って言葉があるやん。
ベンジャミン・フランクリンが1748年の『Advice to a Young Tradesman』で「Remember that Time is Money」と書いている。
時間はお金だ、という話。
この言葉は有名だけど、俺はもう少し踏み込んで考えてる。
時間は金と同じどころか、場合によっては金より重い。
フランクリンの言葉には、もう一つ「Lost Time is never found again」というものもある。失った時間は二度と見つからない。
この言葉、俺はけっこう刺さる。
宅建で一年を失うかもしれないこと。仕事で相手の時間を奪うこと。家事で家族との時間が削られること。AIを使わずに作業時間だけが膨らむこと。
全部、表面だけ見るとお金の話に見える。
でも本当は、時間をどう守るかの話なんよ。
何でも金で解決するのではなく、守れるものを考える
ここは勘違いしたくない。
俺は、浪費を肯定したいわけじゃない。
便利そうだから買う。流行ってるから課金する。面倒だから全部外注する。
そういう話ではない。
考えるのは、これにお金を使ったら何を守れるのか。
- 遠回りする時間を減らせるのか
- 家族との時間を作れるのか
- 相手からの信用を守れるのか
- 自分の集中時間を増やせるのか
ここが見えない出費は、ただの浪費になりやすい。
逆に、守れるものがはっきりしてるなら、多少高くても使う価値はある。
考えてみて。
その出費で、あなたは何の時間を守れる?
値段だけでなく、失う時間も見る
節約は否定しない。
俺も普段はケチだし、安く済ませられるならそうしたい。
でも、安さを選ぶことで何を諦めているのかは見たほうがいい。
勉強の時間なのか。仕事の信用なのか。家族との時間なのか。集中できる時間なのか。
全部やらなくていい。
今日一歩だけでいい。
今日一歩
- 最近迷っている出費を1つだけ書き出す
- その出費で守れる時間があるか考える
- 安さを選んだ時に失う時間も一緒に見る
お金を使うかどうかで迷った時、俺はこの問いに戻る。
これは無駄遣いか。それとも、時間を守るための出費か。
参考資料
- Benjamin Franklin, 『Advice to a Young Tradesman』, 1748年「Remember that Time is Money」
- The Franklin Institute「Lost Time is never found again」