気難しい人から教わるのは大変。でも、相手の機嫌まで背負わなくていい。

マサル

はじめまして。MASARUです。 このブログでは、仕事、お金、不動産、AIなど、自分が実際に経験したことや学んだことを書いています。 特別な成功者ではありません。 失敗も多いし、遠回りもたくさんしてきました。 だからこそ、「どうすれば少しずつ前に進めるのか」を、自分自身に問いかけながら発信しています。 このブログを読んで、「ひとつやってみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。 --- ### 運営者 * 元製造業 * 現在は不動産業界で勤務 * 宅地建物取引士 * 不動産投資・インデックス投資を実践 * 二児の父

正直、期間工の時に教わった先生のことは、今でも覚えている。

仕事の内容より先に、相手の機嫌を見ていたんよ。

その先生は、とにかく気難しかった。いつも機嫌が悪い感じで、どこか排他的な空気もあった。上手くできていても、「まだまだ」みたいな感じで、褒められることはなかった。

もちろん、仕事を教えてもらっている立場だから、覚えることは覚えないといけない。そこは分かっている。

でもね、教わる側がずっと相手の顔色を見ている状態になると、仕事に集中しにくくなる。

気付けば仕事より相手の機嫌を見ていた

俺はこうだった。

期間工の時の先生は、機嫌がいつも悪くて、上手くできても褒められることはなかった。俺は仕事を覚えることだけじゃなく、相手の機嫌を読むことにも意識を使っていた。

これ、きついんよ。

新人の時って、ただでさえ分からないことだらけやん。作業の流れ、道具の使い方、ミスした時の対応、どこまで確認していいのか。

そこに、「この人、今聞いて大丈夫かな」が乗ってくる。

そうなると、質問する前に止まる。失敗を見せるのも怖くなる。褒められたいというより、怒られないように動く感じになる。

俺は、その状態で信頼関係を築くのはかなり難しいと感じた。

気難しい人とは信頼関係を築きにくい

気難しい人から学べることはある。これは本当にある。

技術とか、見る目とか、仕事への厳しさとか。そこは否定しない。

でも、その人の機嫌までセットで受け取る必要はない。

これ、俺の感覚だけで終わらせたくないから少しだけ話すね。

Googleは2012年からProject Aristotleで、成果を出すチームに何があるのかを調べて、Google re:Workで心理的安全性がチームの土台になると紹介している。2017年のFrazierらのメタ分析でも、心理的安全性は学習行動や情報共有、パフォーマンスと関係があると整理されている。

つまり、質問や失敗を出しにくい空気だと、人は学びに集中しにくい。俺が現場で感じていた違和感は、ただの甘えではなかったんだと思う。

相手の評価基準で自分を測ると疲弊する

一番しんどいのは、相手に認められることを目標にしてしまうこと。

相手が褒めない人なら、ずっと自分はできていない気がする。相手の機嫌が悪いだけなのに、自分のせいみたいに感じる。

これを続けると、自分の成長が見えなくなる。

ここなんよ。

相手の評価基準に、自分の成長を預けなくていい。

新人の時ほど、ここは本当に気をつけた方がいい。

相手が「まだまだ」と言う。それはそれで受け止める。でも、それだけで自分を全部測らない。

昨日できなかった作業が、今日は少し分かったのか。ミスが一回減ったのか。確認するタイミングが少し早くなったのか。

そこを見る。

機嫌の良し悪しは相手の課題

相手に合わせないって、反抗しろという意味じゃない。

ルールは守る。安全も守る。教えてもらったことは覚える。そこは自分の課題。

でも、相手の機嫌までは自分の課題じゃない。

機嫌が悪いのは、相手側のもの。そこまで背負うと、自分が潰れる。

俺的に、教わる側が見るべきなのはここ。

  • 昨日より一つ覚えたか
  • 同じミスを少し減らせたか
  • 分からないことを一つ整理できたか

全部できなくていい。

今日一つだけでいい。

新人ほど自分の成長軸を持つ

気難しい人に当たると、どうしても相手の反応が気になる。

でも、その人が褒めるタイプじゃないなら、褒められるのを待っていたらずっと苦しい。

だから、自分の中に小さい物差しを持つ。

「今日はここだけ覚えた」

「昨日より一回だけ確認が早かった」

「同じところで止まらなかった」

これでいい。

技術は学んでいい。仕事の厳しさも学んでいい。

でも、相手の態度や機嫌まで受け継がなくていい。

自分が教える側になった時に改善する

俺は、気難しい人をただ悪者にしたいわけじゃない。

その人から教わったこともある。仕事として学んだ部分もある。

でも、俺が教える側になった時に、同じ空気を作りたいかと言われたら違う。

新人が質問しやすい人でいたい。

失敗を隠さずに言える空気を作りたい。

「聞いたら機嫌悪くなるかな」じゃなくて、「確認していいんだ」と思える人でいたい。

考えてみて。

あなたの成長は、本当にその人の機嫌で決めるものだろうか。

気難しい人から教わるのは大変。

でも、相手の機嫌まで背負わなくていい。

自分の課題に集中する。昨日より少し覚える。ミスを少し減らす。

それでいい。

今日一歩

  • 今日覚えたことを一つだけメモする
  • 昨日より減ったミスを一つだけ書く
  • 次に確認したいことを一つだけ整理する

あの頃の自分が欲しかった先輩に、今度は俺がなろうと思う。

参考資料

Google re:Work「Understanding team effectiveness / Project Aristotle」(2012年からのGoogle社内調査) https://rework.withgoogle.com/guides/understanding-team-effectiveness/steps/introduction/

Frazier, M. L. et al. (2017)「Psychological Safety: A Meta-Analytic Review and Extension」Personnel Psychology https://doi.org/10.1111/peps.12183

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