マンション・戸建て・投資戸建てを購入した宅建士が語る 家選び完全ガイド

マサル

はじめまして。MASARUです。 このブログでは、仕事、お金、不動産、AIなど、自分が実際に経験したことや学んだことを書いています。 特別な成功者ではありません。 失敗も多いし、遠回りもたくさんしてきました。 だからこそ、「どうすれば少しずつ前に進めるのか」を、自分自身に問いかけながら発信しています。 このブログを読んで、「ひとつやってみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。 --- ### 運営者 * 元製造業 * 現在は不動産業界で勤務 * 宅地建物取引士 * 不動産投資・インデックス投資を実践 * 二児の父

家選びって、物件探しから始めたら危ない。

正直、俺はそこを一回やった。

一人暮らしのときにマンションを買った。宅建士として知識はあったし、自分なりに考えて買ったつもりだった。でも、そのあと転職して年収が半減した。そこで一気に重くなったのが、ボーナス払い。

買うときは払えると思っていたものが、働き方が変わった瞬間に、家計を縛るものになった。

これ、家が悪かったというより、買う前に見ていた範囲が狭かったんよ。

目の前の価格、間取り、駅からの距離。もちろん見る。でも、それだけじゃ足りなかった。

家は、買った瞬間で終わりじゃない。住んでいる間も、働き方が変わる。家族構成も変わる。金利も変わる。売る可能性も出てくる。

だから今日は、家を買う前の人に、俺がマンション、戸建て、投資戸建てを買ってきて見えたことを、そのまま話す。

家選びで最初に決めるのは、物件じゃなくて目的

まず、ここからだと思ってる。

家を買う目的は何か。

自己居住なのか。資産形成も考えるのか。投資なのか。

これで、見る場所も、許せるリスクも、住宅ローンの組み方も変わる。

自己居住なら、毎日の暮らしやすさがかなり大きい。通勤、学校、買い物、病院、生活動線。そこで無理すると、毎日ちょっとずつ削られる。

資産形成を考えるなら、将来売れるか、貸せるかも見る。自分が気に入るだけじゃなくて、次に住む人がいるか、借りる人がいるか。

投資なら、さらに冷静になる。自分が住みたいかではなく、数字が合うか。修繕、空室、出口まで見ないといけない。

ここなんよ。

家選びの判断軸は、物件の良し悪しより先に、買う目的で決まる。

目的が曖昧なまま内見に行くと、だいたい迷う。

広い。きれい。駅近。デザインがいい。営業の人の話もうまい。そうなると、どれも良く見える。

でも目的が決まっていたら、見方が変わる。

この家は長く住む家なのか。途中で売るかもしれない家なのか。貸せる家なのか。家族が増えても大丈夫か。収入が変わっても払えるか。

この問いを先に持っておくだけで、選び方はかなり変わる。

家選びで俺が見る10項目

俺が家を見るときは、ざっくりこの10個を見る。

全部を完璧にしようとしなくていい。完璧な家は、たぶんない。あるとしたら、予算が跳ねる。

だから、どれを優先して、どれを妥協するかを見ていく。

  • 立地
  • 間取り
  • 広さ
  • デザイン
  • 資金計画
  • 住宅ローン
  • 団信
  • 管理状態
  • 災害リスク
  • 資産価値

立地は、駅距離だけじゃない。生活のしやすさもある。車中心の地域なら、駐車場や道路の出やすさも見る。

間取りと広さは、今だけで見ない。家族が増える可能性、在宅勤務、親のこと、子どもの成長。生活は変わる。

デザインは大事。でも、デザインだけで突っ走ると、あとで管理や修繕に目が行っていなかった、みたいなことがある。

資金計画と住宅ローンは、俺が一番痛感したところ。

買うときに払えるかじゃなくて、変化しても耐えられるか。

転職、収入減、ボーナス減、金利上昇、教育費、車の買い替え。こういうものが来たときに、住宅ローンが生活を追い詰めないかを見る。

団信も軽く見ないほうがいい。俺は戸建てを買うとき、ボーナス払いをやめて、団信と保険も見直した。

マンションなら管理状態。戸建てなら修繕の自主管理。投資戸建てなら、修繕費が利回りを食うこともある。

災害リスクは、国土交通省のハザードマップポータルサイトで見られる。水害、土砂災害、津波などは、購入前に一回見ておいたほうがいい。

資産価値は、上がる下がるを当てる話じゃない。売るときに買い手がつくか。貸すときに借り手がつくか。そこを見る感じ。

ちなみに住宅金融支援機構の2023年度フラット35利用者調査では、全国平均の所要資金はマンションが5,245万円、土地付注文住宅が4,903万円、建売住宅が3,603万円だった。数字を見ると、家は感覚だけで買う金額じゃないと改めて思う。

マンション・戸建て・投資戸建てで学んだこと

俺はこうだった。

一人暮らしでマンションを購入した。その後、転職で年収が半減して、ボーナス払いが重荷になり売却した。家族が増えてから戸建てを購入し、そのときはボーナス払いをなしにして、団信と保険も見直した。その後、投資戸建てで資産形成にも取り組んだ。

マンションを買って学んだのは、便利さと管理のありがたさ。

管理を自分一人で抱えなくていいのは大きい。共用部、修繕、管理組合。もちろん管理費や修繕積立金はあるけど、そこに価値を感じる人には合う。

ただ、売却を考えるなら、管理状態や修繕積立金の状況は見ておきたい。部屋の中だけきれいでも、建物全体が弱いと将来きつい。

戸建てを買って学んだのは、自由度と責任がセットだということ。

音、駐車場、庭、部屋数。家族が増えると戸建ての良さは感じやすい。だけど、修繕は自分で考える。外壁、屋根、設備。先送りにすると、あとでまとまって来る。

投資戸建てで学んだのは、自分の好みを入れすぎたら判断がブレるということ。

投資は、住みたい家を買うのとは違う。家賃、修繕、空室、出口。数字で見ないといけない。

ここで空き家の話も少し関係する。総務省の令和5年住宅・土地統計調査では、全国の空き家は900万戸、空き家率は13.8%で過去最高だった。投資戸建てを見るとき、安いから良いではなく、借り手や買い手がいる場所かを見る理由はここにもある。

失敗して変えたのは、ローンの組み方

俺の中で一番変わったのは、住宅ローンの考え方。

最初のマンションでは、ボーナス払いがあとから重くなった。

だから戸建てを買うときは、ボーナス払いなしにした。

これだけで気持ちの持ち方が違った。毎月の返済で見えるから、生活の見通しが立てやすい。

もちろん、ボーナス払いが全部ダメと言いたいわけじゃない。職業や収入の安定性によって合う人もいる。

ただ、俺は転職で年収が半減した経験があるから、ボーナスをあてにしすぎる怖さは知っている。

家を買うときは、今の自分が払えるかだけじゃなくて、少し崩れたときにどうなるかを見てほしい。

出口戦略まで考えて買う

家を買う前に、売る話をすると冷たく聞こえるかもしれない。

でも俺は、出口戦略はかなり大事だと思ってる。

いつ売る可能性があるか。持ち続ける条件は何か。貸せるのか。売れない場合はどうするのか。

家族が増える。転職する。親の介護が出る。子どもの進学がある。金利が変わる。

そういうライフイベントが来たとき、家が味方になるのか、足かせになるのか。

俺はマンションを売却した経験があるから、買うときに出口を見る感覚が強くなった。

住むために買う家でも、出口を考えていい。むしろ、考えておいたほうが落ち着いて住める。

考えてみて。

今ほしい家は、5年後や10年後の自分にも選べる家になっている?

ここなんよ。家選びは、夢を削る話じゃない。

むしろ、変化に耐えられる形で買うから、安心して暮らせる。

全部やらなくていい。

でも、目的だけは先に決めてほしい。自己居住なのか、資産形成も見るのか、投資なのか。

そこが決まれば、マンションなのか、戸建てなのか、投資戸建てなのかも見えやすくなる。

マンション選び、戸建て選び、住宅ローン、団信、投資戸建て、出口戦略。ここはそれぞれ別の記事で、もっと具体的に話していく。

今日はまず、物件を見る前の土台だけ持って帰ってほしい。

今日一歩

  • 家を買う目的を、自己居住・資産形成・投資のどれに近いか1つ書く
  • ボーナス払いなしでも払える月額をざっくり出す
  • 気になる物件のハザードマップを1回見る

今、1ミクロンの行動でいい。

いきなり正解を出そうとしなくていい。まずは、家を探す前に、自分の判断軸を持つ。俺はそう思う。

参考資料

  • 住宅金融支援機構「2023年度 フラット35利用者調査」
  • 総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」
  • 国土交通省「ハザードマップポータルサイト」
  • この記事を書いた人

マサル

はじめまして。MASARUです。 このブログでは、仕事、お金、不動産、AIなど、自分が実際に経験したことや学んだことを書いています。 特別な成功者ではありません。 失敗も多いし、遠回りもたくさんしてきました。 だからこそ、「どうすれば少しずつ前に進めるのか」を、自分自身に問いかけながら発信しています。 このブログを読んで、「ひとつやってみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。 --- ### 運営者 * 元製造業 * 現在は不動産業界で勤務 * 宅地建物取引士 * 不動産投資・インデックス投資を実践 * 二児の父